2026/7/4 公開
tentative の覚え方テンタティブ
訳語としては「仮の」「暫定的な」が定番です。ただ、この日本語だけを丸暗記すると、会話やメールで出てきたときにピンと来ません。「決定はまだ先。今のところの、変わるかもしれない状態」という感覚ごと覚えるのがコツです。
発音とアクセント
シラブル(音節)は ten・ta・tive の3つで、アクセントは最初の ten に置きます。日本語で「テンタティブ」と平坦に読むクセがつく前に、「テンタティヴ」と頭を強く発音して覚えてください。単語は最初から発音とセットで覚えるのが、結局いちばん効率的です。
語源のつながりで覚える
tentative の語源はラテン語の tentāre(試す・試みる)です。同じ語源を持つ単語に attempt(試みる) や tempt(誘惑する=試そうとさせる) があります。
つまり tentative とは、もともと「試しにやってみている段階の」という意味なのです。「仮の」という訳語も、ここから来ていると分かれば腑に落ちると思います。本決定ではなく、まだ試している最中——これが tentative です。
使われる場面
tentative はビジネスで非常によく使う単語です。相手との予定がまだ固まっていないとき、カレンダーの予定に「仮」と付けるとき、交渉が大筋合意したがまだ正式でないとき。tentative plan(仮の計画)、tentative schedule(暫定スケジュール)、tentative agreement(暫定合意)、tentative conclusion(暫定的な結論)あたりのセットでそのまま覚えてしまうのが実戦的です。
もう1つ、人の態度について「自信なさげな・おずおずした」という意味でも使われます。「確信が持てず様子見している」というコアイメージは同じですね。a tentative smile(遠慮がちな笑み)のように使います。
例文
- We've made a tentative plan to visit Kyoto next month.来月京都に行こうという仮の計画を立てた。
- The two companies reached a tentative agreement.両社は暫定合意に達した。
- She gave me a tentative smile.彼女は遠慮がちにほほえんだ。
temporary との違い
| 単語 | コア | 例 |
|---|---|---|
| tentative | まだ確定していない(変わるかもしれない) | a tentative schedule = この日程はまだ変わりうる |
| temporary | 期間限定(終わりが来ることは確定している) | a temporary job = 期間の決まった仕事 |
「仮の」という同じ日本語になりがちな2語ですが、tentative は「未確定」、temporary は「一時的」。tentative な予定は本決まりになるかもしれませんが、temporary な仕事は必ず終わります。