2026/7/6 公開
deprive の覚え方ディプライヴ
訳語は「(必要なものを)奪う」。ただの steal(盗む)とは違い、睡眠・食事・権利・自由など、本来その人にあるべきものを取り上げるという場面で使われる、少しフォーマルな動詞です。この単語は意味そのものより、使い方の「型」を先に覚えてしまうのが最短ルートです。
発音とアクセント
シラブルは de・prive の2つで、アクセントは後ろの prive に置いて「ディプライヴ」。ここで注意したいのが母音です。似た形の deprave(堕落させる)は「ディプレイヴ」とエイの音ですが、deprive は「ディプライヴ」とアイの音になります。スペルは1文字違いでも発音はしっかり違うので、音で区別できるようにしておきましょう。
語源のつながりで覚える
deprive は de-(引き離す)+ ラテン語 privare(引き離す・奪う)からできています。この privare は、実は private(プライベート)と同じ語源です。private はもともと「公から切り離された(個人のもの)」という意味でしたね。「プライベートを奪うのが deprive」と覚えれば、語源からもう一度接続できて忘れにくくなります。
使い方の型で覚える
deprive でいちばん重要なのは deprive A of B(AからBを奪う)という型です。この of を忘れると文が成立しないので、単語というより「フレーズの型」として丸ごと覚えてください。過去分詞の形容詞 deprived(恵まれない)や sleep-deprived(睡眠不足の)もよく使われます。
deprave との混同を断ち切る
この単語が定着しない最大の原因は、スペルが1文字違いのdeprave(堕落させる)との混同です。発音・語源・使い方、どれを取っても別物なので、比較表で一気に整理しておきましょう。
| deprive | deprave | |
|---|---|---|
| 発音 | ディプライヴ /dɪˈpraɪv/(アイ) | ディプレイヴ /dɪˈpreɪv/(エイ) |
| 意味 | (人から必要なものを)奪う | 堕落させる |
| 語源 | privare(引き離す・奪う)→ private と同根 | pravus(ゆがんだ) |
| 使い方 | deprive A of B(AからBを奪う)の型で使う | ほぼ depraved(形容詞)で使う |
deprive のほうが圧倒的に使用頻度が高い単語です。まず deprive A of B の型を確実に体に入れてから、「あの単語の親戚ではない方」として deprave を追加する——この順番のほうが、結局早く両方定着します。
例文
- Children should not be deprived of sleep.子供から睡眠を奪ってはいけない。
- The prisoners were deprived of basic rights.囚人たちは基本的な権利を奪われていた。
- (比較)He is a thoroughly depraved character.彼は骨の髄まで堕落した人物だ。(こちらは deprave)